住宅ローンはいくらまで借りれるの?
考え方は大きく2つ。
①担保評価額による上限 ②年収比率による上限 です。 以下、銀行により考え方は違いますのでご留意ください。
まず①担保評価額による上限について
一般的には「売買契約書」「建築請負契約書」の金額まで(税込)、というケースが多いようです。
なお、銀行によっては、「諸費用ローン」という商品もございます。「自己資金が少ない」or「手元に置いておきたい」という方は一考の価値ありです。
②年収比率による上限について
ローンを組んだ場合の「1年間の返済総額が自身の年収のどのぐらいの割合に収まっているか」を見る指標で、重要なポイントです。
総返済額を求める際の金利は、銀行によって異なりますが、現在は3%~4%程度です。(実際の適用金利は関係ありません。あくまで審査上の金利です。)
例えば3,000万円を3%・35年で借りた場合の年間返済額は、約139万円です。
この139万円が年収(サラリーマンの場合)の35%以下に収まっているか?を、一つの判断指標として見る銀行は多いです。
年収400万円の方なら「収まっている」という見方になります。もちろんこの瞬間に「融資承認」とはなりません。審査はあくまで総合判断です。
また、元銀行員の福本がおススメしたい年収比率は「20%以下」です。これだと生活にも結構余裕が生まれますよ!